この項は旅というよりもむしろ出稼ぎなので、凡そ一年弱に渡る生活を驚きの簡略レポート、しかもほぼ某ミクシイよりコピペというやっつけ的作業でもってお送りいたします。

高い。破産してしまいますオーストラリア

何ひとつ情報を持たないまま降り立った豪州。貯蓄残高が10万円を切ったため一刻も早く職を得ねば、食すら得られなくなる。加えて長らくアジアを旅していたため金銭感覚がまるでおかしいので、空港からシティへのシャトルバスが「20ドルだよ」というのには慄いた。

安宿を探すもどこも満室、スタッフは口をそろえて「予約してなかったの?なんで?」なんでって、予約なんて旅に出てから一度たりともした試しがないんだもの。ああもう訳が分からない豪州。

おまけに今は豪ドルがはじけんばかりに調子がよくて、物価がよりいっそう高く感じられる。5、6軒まわってようやくグローブバックパッカーズという安宿にチェックイン。

出稼ぎ労働に必要なワーキングホリデービザのシールをパスポートに貼ってもらったり、こちらの銀行口座を開いたり、タックスファイルナンバーという所得税をおさめるための番号を申請したりする。

はて。ところで仕事はどちらに?何のあてもないまま過ごしていると、同じドミトリーに泊まっていた日本人の方に「ジンジンいきなよーいいよ〜」と紹介され、それではただちに参ります。とジンジンへ向かった。

フルーティに決め込むつもりが汚臭にまみれてクソまみれ

ここジンジンは、果物の収穫などのファーム仕事ができる町らしく、既にマンゴーやグレープ、オレンジ畑で働いている人々を横目に、僕もフルーティな毎日を夢みていたら、仕事を紹介してくれるマネージャーらしきスペンサーという男に「それじゃあジャミラ、ピッグファームでどうだ?」

え?ピ、なんですかそれどんなフルーツ?「やや、フルーツでなくて、フンゴフンゴ!」とブタっ鼻を電話口できかせられ、ああ、そういったフルーツかあ。えへ。

豚小屋か。

それでは、美味しいフルーツを食べ放題な毎日を期待していた僕の、豚にまみれた三ヶ月の日常をダイジェストでご覧ください。

5:00  起床。おもむろにトイレへむかい放尿。
トーストもしくはパンケーキを温め、黒いコーヒーとともに腹におさめる。
コーヒーの黒いのが脳みそにしみわたる。
着替え、ハミウン(歯磨きとウンコの略)をすませ、なんとなくTVのニュースを見る。

5:50  ポールの迎えが来て車に乗り込み出発。
寝起きのテンションの低さはぴかいちなので会話はほぼ皆無。
まだ星がまたたいていたりする。
そしてこの時車中でポールはほぼ毎日すかしっ屁。すごく、くさい。
けれどもつっこんでいいものかどうか分からないので呼吸を浅くして、無視。

6:00  到着。ツナギに着替え、色々なものでむせかえる小屋へ向かう。
母豚共にエサやり。彼女たちの淫靡なよだれでこびりついた前日のエサを
ヘラでヘラヘラ掃除しながら。
この時「おはようさん」の一声とともにブー子達の鼻に指をつっこむ。
朝の挨拶はいつだって大事。
ところが時々アバズレたブー子は、人の親切もかえりみず、頭突きというか
突進しながら噛み付いてくる。(豪州の豚は日本の牛ぐらいの大きさ)

good girl gone bad...

驚き、怒った僕は「おまえきらい!」と吐き捨て、
他のブー子達より少なめにエサを与える。
そして見せしめのように、その隣のブー子にむかって
「あんたはええこやなあ。いっぱいあげよか」
と少し多めにエサをご馳走。
おめめがぱっちりで可愛いブー子には多めに話しかけます。
世の中はえこひいきのかたまり。

6部屋全部にエサをやり終えたら次は子豚共にミルクやり。
トレイにミルクを入れ始めた瞬間、チビがとびついてくる。
自分が他の人(豚)より小さいのを自覚しているから、少しでも多くミルクを飲んで
大きくなろうとしている。生命の力だ。
まもなく他のブー達もやってきて、あ・・・ああ・・・
僕の指に吸い付きます。
あの柔らかい鼻の感触・・・恍惚・・・

臆病なくせに好奇心満々な子供達というのは、万物共通のようです。
ミルクを終えると、別の小屋へ向かう。
そこはメス豚共のたまり場。ここで

top up

という、豚用語で直訳すると、メス豚のおちょんこちゃん(関西の方言で女性の陰部の意。医学用語でもあるらしい。の?)を引っ張り、チューブをぶっさして、栄養剤的なにかを注入する作業。
液が全ておちょんこちゃんの奥へ行き届くまで、チューブ片手に豚子のケツにまたがって待つ。

ピギャーーーーー!!!!!

なんだこの突然の悲鳴はとふりむくと
おいおい朝もはよからまぐわいやがってお前らよせやい
ん?あらら?

おちょんこちゃん VS おちょんこちゃん

レズやんけ。

ピギャーーーーーーー!!!!!!

あっちでも!ピギャーー!こっちでも!!!
豚社会はレズにあふれていました。
なぜレズが多いのかその真相は分からぬまま(多分オスがまわりにいないから)
向こうのほうのまぐわい部屋(豚版ラブホテル)で本当にまぐわっている(まぐわわされている)
オスとメスとポール(介添え担当)を眺めたりなどしていると

9:00  休憩。前日用意した弁当(醤油チャーハンやトマトソースチャーハンなど。) を食べる。
マイロ(ミロ MILO) 飲み放題。
スティーヴ、タイラン、ポール、それからフィリピーノのマリッサとあれこれしゃべる。

10:00  くそにまみれた各豚共の小部屋をプレッシャーウォッシュ。
ものすごい高圧ホースでジェット糞射!
地味に腕を疲れさせたころマリッサに

「そんじゃジャミラ tooth & tales よろしく」

と言われ、親子豚共の部屋へ。
生まれて一日とたたない子豚ちゃんを一匹づつ抱き上げ

耳にナンバリングの切り込みを入れ

歯をニッパでチョッキン

しっぽをもニッパでチョッキン

耳のうしろにビタミン注射

これを tooth & tales 、直訳するとチョッキンといいます。
痛いに決まっとるやないの。
子豚達は生まれて初めての、死ぬほどの苦痛を味わいます。
この時の阿鼻叫喚ぶりときたら、断末魔っぷりときたら・・・
あんなにも驚きのかわいさのベイブ達を傷つけるなんて
俺これ以上でけへん・・・

ですが
人間には慣れという凄まじい機能がもれなくついておりまして
今では ipod をききながら歌などうたいながらチョッキンチョッキン。
町医者になりすまして
「はーい痛かったねーもう終わったよえらかったねー」
と初めての注射にきた幼児を相手にするような小芝居などもうつ。
ノリノリで50本程しっぽを切り落としたら

12:00  ランチ。半分残しておいた弁当を食べる。マイロ飲み放題。
あれこれしゃべる。時々うんこする。

13:00  再び親ブー子達にエサやり。6部屋やりおえて

14:30  任務完了。着替え、ポール時々フィリピーノに送ってもらい、
スーパーで買出ししたりネットに行ったりして
帰宅。即座シャワー。
シャンプーは二回やらないと豚小屋の臭いが消えない。
この臭いどっかでかいだことあると思ったら
実家が牛小屋だった小学校の頃の同級生のにおいでした。うわ
心も体も shape up して make up したプライド捨てたら
翌日の弁当を作り、ついでに晩飯もさっさとすませてしまう。
夜の帳がおりたらシェアメイトと TV をみたり、トランプをしたり、団欒。

21:00  歯磨きしてベッドへ。本を読むなどして、就寝。

(毎週木曜は親子豚を引き離すため 4:00 起き。たったの一、二週間しか親子水入らずの時間を過ごすことができないベイブ達のその数、毎週 600 匹。 600 匹を大移動させるその迫力ときたら!)

という、色気もくそもない生活。あ、いいえ、くそはあった。

でも、豚から大事ないろいろを学ぶ日々で。

まさかスーパーに陳列された豚小間に
BLT サンドの B に
トンカツのトンに
ミミガーのガーに
こんなにも数々のドラマがあっただなんて、知る由もないだろう。

でも知った。

食べられるために生まれてきたなんて知らない彼らは
母の体からでてきた数分後には乳を飲み始める。
ひたすらに生きようとしているベイブ、チョッキンしてごめんやで。
妊娠できなかったメス豚は、そのまま豚肉になるため別の施設へ移動される。
チェーンソーで体を真っ二つに裂かれます。
それがあのおいしいおいしい、豚肉ちゃんなのだ。

かわいそうやからもう豚肉食べん!っていうのはちょっと偽善というか
違う気がするので
これからはお残しは無しにしましよう。せめて僕らの血となり肉となっていただくために。

例えば合コンにいったとして
大量に余った肉詰めピーマンをタッパーに入れて持ち帰ろうとする女の子がそこにいたら
僕はその女の子を気に入るでしょう。

土日はといえば、やたらとでかい道をジャミポッドと散歩しながら
本気の、真剣の大声で、一人カラオケ。

それ以外、することがない、ど田舎の町なのここジンジン。

三ヶ月ののち

愛も変わらず豚の世話をしておりました私ジャミラ
異動を命じられ(徒歩5分ジンジン1からジンジン2へ)
子豚よりもデカブタと接する機会が増え、
耳をつんざくような、
あ実際につんざくブー子達の空腹の叫びの中エサをやったり

己の下の世話もままならないというのに
発情したオスとメスのおめこの介添え役をしたり
えーつまりメス豚に乗っかったオス豚のちんこをつかんで
メス豚のおちょんこちゃんに的確に差し込む
ということなのですが、それをしたり、
共に働いているフィリピン人に

「あなたのその聖なる器は既に雫があふれていますか?ちなみに僕の聖なる剣は今にも飛び出しそうなほどいきり立っています。」

といったニュアンスのことを日本語ではどうやって言うのだ?ときかれ

「マンコグチョグチョ?チンコビンビン!」

と言うんだよと教えるやすぐさま暗記し、
それ以来朝のおはようも仕事中の大丈夫か?も帰り際のバイバイも
全てこの神秘的な日本語にとってかわってしまったり

さらに「あなたのその聖なる器をどうか拝ませてください」は何と言うのだときかれ

「マンコミセロ!」

だと教えると、シェアメイトの日本人相手に早速使われたり、 要するに楽しい毎日。
そんな中突如現れた、というか突如態度が変わり
信じられないような、人間性を疑うようなことをしてくるようになった人
と仕事をしなければいけなかったりもして
それでも必死にこらえシェアメイトに愚痴をこぼしどうにか浄化したり。

やはり一つ所に落ち着いて同じ顔とすごしているとどうしてもそういうことは起こりうるのだと
出国以来好き勝手に旅をしてきた僕は久々労働のなんたるかをかみ締めていた。
愚痴はいいが悪口になるといけないという信条のもと、
仕事場の人には一切その人の事は告げず
やり過ごしてきて

本当によかった。
最後には笑顔でありがとうと言うことができた。
何のわだかまりも憎しみもない状態で
豚小屋を巣立つことができた。

あれ?やめたん!

はい。もともと4週間の契約だったのにも関わらず
誰からもやめろともうんともすんとも言われず働き続けたこと三ヶ月
ついにお別れ。
本・・・・・・・当に色々を学び教わった。

足をケガしたり病気になってしまい動けなくなったブー子を射殺するところをみては嘆き
同じ理由で地面に頭を叩きつけられ短い命を終わらされる子豚をみては悲しみ

(最後にはこの手で殺そうとしてしまった。叩きつけられたのにまだ死ねない子豚を放置しておくのはあまりにも酷いと思ったとはいえ、首をしめてしまった。地獄へ行かねばならないでしょう)

命の重みが人間本位でいかようにも変わることをことごとく思い知らされた。
子豚の可愛さがどれほど凄まじいものか知ることができた。
一度カンボジアあたりで80万円使われちゃったりしたフィリピン人
そんなフィリピン人を心から好きだと思えるようになった
共に豚の世話をし、買い物へ出かけ、ケンタッキーフライドチキンをむさぼったりしていたおかげで。

お国や肌の色で先入観を抱いてしまうのは本当にいけないこと。
また一つ訪れねばならない国が増えましたフィリピン。

そしてここジンジン。
夕陽を背に歩く線路、ちあきなおみがしみわたったよ。
牛をオーディエンスに熱唱、皆逃げてったよ。
修理してわざわざ日本から送ってもらったカメラ、また壊れたよ。
そんな次の日、5ドル拾ってその日一番の笑顔をみせたよ。
木曜の早出日午前5時、燃えさかるような流れ星をみて目がさめたよ。
雨上がり、半円型に大きくかかる虹をみて心躍ったよ。

町唯一のティールームで働くべっぴんちゃんエリー、
ハグした時の16歳の右乳の感触が忘れられないよ。
朝、寒くて吐き気をこらえるのに苦労したよ。
夜、天の川を仰ぎ見ながら聴くシガーロスに胸はためいたよ。

次はもう少し寒い(憎い)であろう、右のほうの、東のほうの土地へいってみよう。
そして労働。オーストラリアは止まらない。
インドやネパール、チベットにスリランカ、今までお邪魔した国への愛しさも止まらない。

僕は止まらない。

でも寒いのは本気で御免だ。

うまくいかない時はしばらくうまくいかない

ジンジンを発ち「パソコン買いにいこ」とまさかの一時帰国をかましたうえに、二ヶ月の帰国期間で、ジンジンで貯めたお金のほとんど(45万円)を使い切ってしまうという偉業をなしとげ、再び貯蓄残高の危険な状態に陥ったままオーストラリアに舞い戻った、

私の前世はご存知腸炎ビブリオですが、その前はきっと

農民

メルボルンのキッチュなカフェでポップに働くつもりが
気がつけば

ブドウの木を植えます
と紹介されるまま畑に向かい
さあ、ブドウの木を植えますよ
と思いきやそのブドウの木を支える柱にワイヤーを張り巡らせるための
クリップを、一日中トンカチで打ち付ける

という、もはやパニッシュメントに近い作業を強いられ
その上一週間で「もうおわっちゃったよ」
と見捨てられ、次は

オレンジを収穫しますよ
と紹介されるまま別の畑に向かい
確かにオレンジは収穫するけれども
時給でなくて出来高制なのも時にはあるけれども
それにしたってこのくそみたいにでかい箱ひとつにつき

23ドル

ってあなた何をお考えで?
一日九時間、十分の休憩で働いても一人3箱が限度なんです
それで69ドル、
そこから交通費と税金をひかれて
えーとうんと、手取りいくら?

おまけにオレンジの木から落ちるわ手首を枝に傷つけられ
リストカッターみたいな状態になるわ
やってられますかばかみかん
と3日で放棄して

何を血迷ったかメルボルンを飛び出し北上
ダーウィンという、もはや異国なほど遠い地に向かい

マンゴーを収穫します
でもしばらく待ってろ
と言われ、ただひたすら「待ち」の日々。
宿の頭のおかしいスタッフに、

「チェックアウト一時間すぎてるから」

と部屋のロッカーの、自前のカギを破壊され荷物を出されたり

ロッカー、全くもって機能してないじゃない
何をロックするための箱だよそれは。
そして弁償しろと言っても10ドルよこすだけって
「あのカギ、パックセーフの、すごい、イイやつなんだけど」
「10ドルもあればそこらへんでかえるわよ」
「これとおんなしの買ってこい」
「イヤよ」
「は?信じれん、なんじゃこの宿は。」

と重たい荷物を抱え宿をうつったり。腹いせにHostelz.comという
宿情報サイトにこの宿の悪評をばっちり書き込んだり
(ちなみにその宿の名はfrogs hollow)

くだらない、ただ金も時間も浪費するだけの日々をすごし
ようやく
マンゴーを収穫します
と電話を受け喜んで向かうと
でもキャンプをしてください

え?

ブドウ畑で知り合った日本語が喋られるメルヘン系香港人シンゴが
テントを持っていたので
その一畳余のテントで生活

キッチン、あるよ

あるよってこれアウトドアを楽しむ人が「時々」使う粗末なガスコンロ
じゃないか。毎日使うものじゃない
タンクの水も10人には少なすぎるから
トイレの水で皿を洗わなきゃならないし

シャワー、貸すよ

貸す?毎回ボスのキャビンのシャワーを
「お邪魔します」とかりにいかなければ浴びられないなんて
おまけに

トイレ、しまるよ

夜中にトイレを閉める意味が分からない
セキュリティ?ねえあなた何から守りたいのその粗末なトイレを。
冷蔵庫なんてあるわけないもんだから仕事終わって喉が干からびそうに
なって近所の店でコーヒー牛乳を1.5リットル一気飲みしたら下痢

トイレ、しまってるよ夜中

野糞するっきゃねえだろうが
え、こんな生活に一日10ドルのキャンプ代を払えと、言うのか君は
だめだこりゃ
マンゴー食べ放題ってのはよかったけれど
実はそんなにアウトドア派じゃなかった僕にこの生活は



以外の何ものでもないのよ
さあてどうする俺。他のマンゴーファームをあたろうか。

スイカ、収穫します
え、スイカ?マンゴーじゃなくて?
そんなわけで今私は毎日7時から17時まで
スイカというスイカを収穫しています

おかげでこの黒い体はますます黒く
そして筋の肉がついてきております
スイカ収穫するんだからスイカ食わないわけにいかねえでしょう
といくつものスイカを味見

あこれあんまおいしくなーい
と一口食べてポイ
とかしている。セレブリティ。

だって、文字通り腐るほどあるんだもの
スイカ。スイカ。スイカ。
農民の子は農民。奇しくも父親も
左官仕事を終えた帰りに毎日畑にむかいさまざまな野菜や果物を
育て、収穫している

血は争えないって誰かがいった。
でも父さん
僕もう二度とスイカなんて収穫しないよ
ばかみたいに大変なんだもん
腰痛ひきおこすんだもん

馬車馬のように、汽車犬のように働くマシンと化したここ数週間の僕。
労働に全ての力を注ぎ込むあまり、禁欲の日々。
ネットもダウンロードもできやしない
ABCはおろかG行為さえままならない
このままじゃ田辺ミッチェル五郎。

ようやく軌道にのりはじめる

スイカの収穫を終えいざ晩飯をこしらえようとしたまさにそのとき

「自分ら、今日で終わりやで、お疲れ。」
お疲れでーす!えっ?

「19時に町につれてくからそれまでに荷物まとめや。」
突然の解雇宣告
スイカの季節が終わったらしい

夏が逝くね、もう夜明けが近いよ・・・熱帯夜ちゃうわ

おいおいそりゃないぜとっつぁん
三人エロルパンもびっくりな突然っぷりに動揺を隠せない私ジャミラと
メルヘン系香港人シンゴ。
またしても職を失い、更にマンゴーピッキングに伴うアレルギー反応が現れ
なんだかお腹や腕がブツブツ・・・
メルヘン系のシンゴちゃんはこのアレルギーが最悪の状態で現れ
顔が

たてよこなーなめにばーいにばーい

になるんではないかと言う程腫れあがっている。嘘、でも体中ブツブツ
イチモツも腫れあがったらしい
そりゃ大きいにこしたこたないけど
そういう形で大きくなられてもちょっと・・・

突然ついでに、突然ですが、ここで少しメルヘン系香港人しんごちゃんが
いかにメルヘンなのかを説明させていただこう。

1、小汚いネズミのぬいぐるみを抱いて寝ている

そう、あのやたら甲高い声で僕ミッキーだよと自己主張するネズミを。
だけど、少しラリってる・・・なぜなら20年も前にエアコンを買った特典でもらったものだから・・・中国製だから・・・目がうつろ。
でも「命ヨリ大事ダヨ。ウン、イイニオイ。」
ちょっと嗅いでみるね、「うん、頭皮のにほひがするよ・・・」

2、妻帯者

5歳年下の同じく香港人の女の子を追いかけてはるばるオーストラリアにやってきた実は熱い男しんごちゃん。
「デモ絶交サレター。ウン、デモチュマダヨ〜」絶交?妻?シンゴ、じゃあ、付き合ってたのかい?「一日モ付き合ってナイヨ〜、ウン、デモチュマダヨ〜」しんご?しんごしっかり!前見て歩こ?

3、チョコボーイ

無類のチョコ好きしんごちゃん。「シアワセナ、味ダヨ〜」彼の体はチョコレート焼け。

4、折り畳み自転車

香港からわざわざ持参した「 JAPAN 」のロゴが輝く折り畳み自転車で彼はいつでもどこへでも。自分の家を間違えて隣家に侵入しそうになるほど方向音痴なしんごちゃん大丈夫?「ウン、間違えてモ、最後ニハ気付くヨ〜」
そんな、ちょっぴりドジでやっぱりメルヘンなしんごちゃんは、
ダーウィンで僕と別れ、今一人 2000km の距離を折り畳み自転車で旅しようと出発し、
開始 200km 弱で故障してヒッチハイクをしたそうです。
それでもこりずに自転車をこぎ続けるしんごちゃん、強い男になるんだそうな・・・応援するけど、餓死とかやめてね

本題に。

職を失いダーウィンの町に舞い戻った僕は、
そこで仲良くなった日本人の ショータとミユピちゃんと共にブルームという町へ、
バスで24時間かけて移動。
そう、海の男になるために。

真珠、どついたるねん

ブルームという町は真珠漁が最も盛んな場所らしく、何やら給料もイイとか悪いとか。うぶぶ
そして履歴書という履歴書を全ての職場にばらまきまきまきまいた。
はれて真珠漁へ行けることになり、これでまた男度がグンとワンナップしちゃうよな俺
と思っていたらば、まさかのひっぱりだこ。
リゾートホテルでのハウスキーピングの仕事も決まってしまったのだ。
男度上げるよりも貯金残高上げなきゃ、ということで
朝からハウスキーピングの仕事を、夜はアジアンレストランで皿洗い兼ウェイターの仕事を掛け持ったりする。

まるで日本にいる時のように働いて、日本人とともにシェアハウスに住み
日本語を喋る生活。
日本語環境に甘えてしまってあきまへん。

加えて昨今の豪ドルの安さ。ついこの間まで1ドル100円だったのがいまや60円弱。
あきまへん。くそやで。
でも、海は、海はきれい。
マンゴー道端でもいで食べ放題
夜はアボリジニが茂みから出てくるから気をつけなきゃ
それから、なんだか最近体が尋常でなく酸っぱいから気をつけなきゃ
華麗臭

めがねという映画をみた。
サントラがべらぼうに良い。
そして寝る前にはメルシー体操という
新興宗教よろしくなエクササイズをしている。

大切なのは、あせらないこと

ブルームで金の亡者となり残高あっぷ

5:15  携帯電話に搭載された「ミルキーウェイ」というタイトルのミルキーなアラームで目を覚ます。
トーストとヨーグルト、シリアルを胃へ流し込み小汚い顔を洗い歯を磨き排便して二度寝

5:55  二度目のミルキーで出発、 jamipod のプレイリスト「しずかちゃん」をききながら自転車をこぐ。(できすぎくんもあり)

6:05  ホテル着。勤務開始。
レストラン、トイレ、レセプションの清掃。ここでいつも一緒に掃除をするヘンリー君

超嫌い

ぱっちり大きなおめめに長ーいお鼻、キュートだね
ちょっぴり不健康な緑色のお顔、ほうれん草食べ過ぎたの?

ヘンリー君

とどのつまり掃除機
まず掃除機に顔いらない
可愛さ重視の丸型がこの上なく苛立たしい

ベコッ

ほらまたテーブルにひっかかってイヤイヤしてる
電柱の影に隠れてる不審者みたいなことしなくていいからこっちこいよお前
「へけっ ★ 」あこいつ断然明後日の方向みてる・・・

さあ次は二階だよ、おいでヘンリー

ぱっかーん

あれ?ヘンリー?

ぱっかーんと開いた頭部のみ二階へ
おいこらてめえ朝っぱらから脳外科ごっこしてんじゃねえぞ

「ぱっかん ★ 」あまたこいつ明後日の方向みてる・・・
ようやく普通に掃除始められたと思った頃

「キュゥーン・・・」

ビール瓶の蓋を少し吸わせたぐらいで悲鳴をあげる彼ってもはやただの丸い緑のかたまり

ヘンリー

超嫌い  でも時々可愛い

8:30  ハウスキーピング開始
ボクハー、ゴジラヲー、コロシタ!
と高らかに日本語で宣言する18歳のオーストラリア人ジョンや
トカゲが出ただけで半ばパニックになって逃げ惑う17歳のジンバブエ人トーマス(地元にもっとすごいんいるだろ)
「シャンプーとバスジェルまちがえないでね」とミスを指摘すると「オーケーオーケーワンツースリー!」と全く関連性のない返事をする英語の話せない台湾人のジャック(ただでさえ英語通じなくて疲れるのに肩とか組んでこられて余計イラっとする)
仕事中に、同じ敷地内にいるのにもかかわらず携帯に電話をかけてきて「ゲンキデスカー?」と突如尋ねてくる不思議な韓国人サンジャン
本名が「ゴロー」のドイツ人

といった人々とともに部屋をひとつひとつきれいにしてゆく。

中略

14:00  勤務終了。帰宅してチョイ寝。

17:00  本日三度目のミルキーアラームで起床。シェアメイトと、ハエがいかに疎ましいかについて語る。結論「自分の体から電気が流れて止まったハエ全部死ねばいい」これは願望

17:43  再び自転車にのり jamipod のプレイリスト「今日のジャミ村さん」をききながら

17:55  タイ料理屋へ到着、タイごはんを食べて
ジャミ、チンコデッカイ!
アリガトサン!オネガイヤラセテ!
とうららかに日本語で宣言するタイ人達や
お願いしまーす、と滑らかな日本語で食器を運んでくるカナダ人に囲まれ
ひたすら皿を洗う。
残飯つまみ食う。

おすすめは春巻きと牛肉とエビかしら 残・飯

洗剤に触れすぎて手肌を荒らす。

22:00  閉店。お持ち帰り用のタイごはんをもらいウキウキ、だけど汚水や汗にまみれたシャツや体臭に嫌悪感を覚えながら帰宅

シャワーを浴び洗濯をすませ床に就く。
これが週6日ないし7日ほど続くという、ぁライフスターイル。

休みの日は皆で映画をみたり、自分の部屋をハウスキーピングしたり。
これからますます雨季のど真ん中にさしかかるここブルーム。
ハエ、アリ、蚊、ヤモリ、カエル、トカゲ、むし、むし、むし・・・

あらゆる生き物が一挙に集うそう。集わないで。
そんな蟲々したところでむかえる新年は、きっと
仕様もない。

渡豪一年を間近に、気づく

もう一年が経とうとしているのに、惹かれない。
君は雄大で、大きくて、ワイルドで(重複表現)
情熱的で、蒸し暑くて、暑苦しくて、むさ苦しくて(重複)
時に情緒不安定で、怒ったり、泣いたり。
感受性豊かなそんな君は魅力的なはずだった。

でもね、惹かれないんだ。
つまりはやたらでかくて毎日暑くて突然雨降ったり雷落ちたりそんな
豪州。

雄大な自然や、日本ではみたこともない動物や色々がある。
はずで、それはかつて一度は見たかったものだった。
はずで。そこで出会う人達もいい人ばかりで
日本とさほど変わらない便利な暮らしができて
何一つ嫌なことなんてない
はずなのに。

何故こんなにも惹かれないんだろうか。

血か、血なのか?

どうしても今まで旅してきた国々と比較すると
騒がない。血が。
ゾクゾクするよな快感ーとチャンスを今すぐGETしたい
と思わせるような感覚が一向に現れない。
むしろ、心のどこかで辟易に似た感情をおぼえている。

豪州で流行った曲を、徐々に嫌いになる。
そりゃあ何ヶ月も平気でオンエアし続けられりゃ嫌いにもなる、かもね。
豪州のテレビ番組は賞金モノばかりで、見る気がしない
英語が理解できないだけ、だろう。
そして豪州スラングやなまりを、極力使うまいとしてしまう。
所詮アメリカナイズドされたファッキンジャップなの、かもね。

だがこれは決して豪州を侮蔑したりしているわけではなくて、
ただただ
どうも僕の血には合っていないだけなので、
お気に障った方々ずびばぜん

人種差別とかそういうのでもなくて、
ただだだ
僕はやっぱりアジア人なんだな、と思っただけなのです。
チベットやネパールやインド、バングラにスリランカ・・・等
あっちになくてこっちにある便利なものって沢山あるけれど
それ以上にこっちになくてあっちにしかないものが、多い気がする。

結局いつだってないものねだりの人生だから
ないもの得るために東奔西走南船北馬するんだろう。

そのために必要なのは、お金。
働かざるもの旅するべからず
ヨーグルト食べるもの便秘するべからず

もう少し。俺。

散々辟易だのなんだのといっていても仕事は楽しいし、シンプルでストレスのない生活は好きだし・・・
じゃ豪州好きなの?あうんと割りと好きみたい
うは面倒臭い
旅立ってから、やっぱり良かったな
と必ず言うんでしょう。

単調でひたすら労働な日々が続く。

憎悪

貯蓄残高も肥えに肥えて、もうすぐ出国できそうだとルンルンしていた矢先の出来事。

ミシェル

この名前をきくだけでしばらくは腸が煮えくりかえる。

ハウスキーパーとして働いていた二人の青年は
いつものようにせっせと客室を掃除していました。
するとチェックアウト済みの部屋から飲みかけのビールがでてきました。
そこに同じくハウスキーパーとして働いていた
怠慢のかたまりのような体型をした肥えた中年女性がやってきて
こう思い込みました。

「この二人、勤務中に麦酒をかっくらっていたに違いないわ!」

中年女性によくある思い込みとはやとちり。
その怠慢のかたまりはすぐさまマネージャー(ミシェル)に報告しました。
ちくりましたとも表現できます。
その二日後青年二人は突然解雇されました。

理由は、部屋を掃除していたから。

何故でしょう。彼らは部屋を掃除していただけなのに、解雇されました。
マネージャーは事実を本人達に確認することなく
スーパーバイザーという、ハウスキーパーとマネージャー(ミシェル)の板ばさみ的な存在の人に

「あいつらクビね。よろしく」

とだけ伝え間接的に解雇しました。
それをきいた同僚のハウスキーパージャミラ は怒り心頭に発し、猛烈に抗議すべく
「なんか問題があれば月曜にきなさい」と言われたので
解雇された本人と共に月曜、ミシェルを訪ねました。
いつもは9時に来ているはずのミシェルは、
10時を過ぎてもきません。
すると受付で働いているこれまただるまのように肥えた女から

「ミシェルは今日来ないわよ。病気だから。」と言われました。

これほどに見え透いた嘘をきかされたのはいつぶりでしょうか。
あきれてものも言えない、を見事に体現ししばらく静止していたハウスキーパージャミラは

彼女が月曜に来いといったんです。マネージャーにはその約束を守る責任があるでしょう。電話だけでもつないでくれませんか。
と今度は平常心をやや失い気味にたずねました。

「彼女は嘘なんてついてないわよ。ほんとに病気なの。マネージャーである前に人間なんだから、それはできないんだブー。」

なんとまあ都合の良いお体ですこと。まるで小学生の「おなかいたい」レベル。
ともかく何を言ってもミシェルは現れないとのことだったので、(臆して逃げたので)
翌日改めて訪ねることにして解散しました。

午後。

解雇はされていないもののこんな精神に異常をきたしたマネージャーのもとで
これ以上働けない、と自ら辞職したハウスキーパージャミラのもとに、警察がやってきました。
「部屋の掃除中に客の持ち物が盗まれた件について話をききたい。」と。

お口ぽっかーん

開いた口がふさがらない。話を巻き戻すこと師も走る2008年12月。
宿泊中の客のイヤリングがなくなったという事件がありました。
その時たまたまその部屋を担当していたのが、さきほど辞職したばかりの
ハウスキーパージャミラだったのです。

もちろん身に覚えもなくイヤリングに興味すらないハウスキーパージャミラは
潔白をありのままに伝えました。すると「わかった。ならいいんだ」と帰っていきました。
何故3ヶ月も前のことをいまさら、このタイミングで警察はききにきたのでしょう。

ミシェル

ことごとくハウスキーパーを、非西洋人をなめてかかっている女。
彼女が何とかいちゃもんをつけたくて、いまさら警察に報告したのでしょう。

まぎれもない名誉毀損

自分のもとで汗水たらしてせっせと働いている人間を信じられないばかりか、
陥れようとする彼女の脳の構図をこの際みさせていただきたい。
しわの間に間にうじ虫が血沸き肉踊っているにちがいない、
とハウスキーパージャミラは思いました。

かつてこれほどにも人を憎んだことがあっただろうか。
カンボジアでクレジットカードを不正使用された時よりも更に強い憎しみを覚えたハウスキーパージャミラ。

今まで何人の雇用者がこのように理不尽な理由でこの女に嫌な思いをさせられてきたんでしょう。
英語力がないというだけで。非西洋人だというだけで。
抗う力もないと思っているのか。

断固として戦う決意をしたハウスキーパージャミラ。

翌日、シェアハウスのオーナーのジョンに相談すると親身になって共に怒り狂ってくれ、
各相談所に電話をかけてくれました。

9時、再び脳みそにうじの沸いた女のもとへ。

全員揃ったところで何故クビにしたのかと尋ねると、
「勤務中にビールを飲んでいたから」
飲んでないつってんだろこのやろ

そして昨日警察に電話をしたかと尋ねると
「それは客が警察にレポートを出したからでしょ」

じゃあ何故このグッドタイミングで?

すると「その件については二週間前に警察から連絡があって、そこであなたともう一人のハウスキーパーの電話番号を教えただけ。 これは絶対に。」

え?お前のしわざじゃないの?

で、出端くじかれた

話を戻してやっぱりそれでもお前のやったことは不公平だろう。
と持ち前の巨大な声で問うと

「怖いから大きな声をだすのはやめて」

と若干たじろぎ気味のミシェル。これ以上大声をあげると恐喝だのと言われそうなので
素直にボリュームを下げる元ハウスキーパージャミラ

そこからは何度話しても同じ問答のくりかえし
結局不当解雇にも関わらず我々がただのアルバイトであるということで何もできない。

各団体に申し出たところで大した力になってもらえない。

それでも納得できなくて文句を言い続ける元ハウスキーパー達。
ある青年は英語がもどかしいのでついに日本語で怒る

てめふざけんなばかやろ

「これ以上ここにいてぐだぐだ言うのなら警察を呼ぶわよ」

はあ?こりゃ参ったねどこに警察の来る余地があるんだか。
無視してその場に居座り続けると、あらやだほんとに警察呼んだ
かまいませんだって我々何一つ触法行為なんてしてないから

でも

2つだけその時点で分かってしまったことがありました。

この愚かな、ちょっと最近ヘアスタイル変えたけど実はそれ失敗なんじゃないの?
と言いたくなるような精神に異常をきたした人間に

何をいっても無駄だということ。

そして弱者はどんなに正義をかざしても勝てないということ。

こんな世の中じゃ。

怒りと憎しみに時間を費やすことに疲れた元ハウスキーパージャミラは
最後にもう一度、日本大使館に電話で相談をしました。
するとそういった相談にのってくれる団体の電話番号を教えてくれました。
それでも最終的には法的手段などをとり、弁護士を雇わなければいけなくなってくるそうです。

もう   疲れた

解雇された本人ではない元ハウスキーパージャミラには、もう、何もできない。
警察は結局きませんでした。なめとんのか
ああいった人間にはいつかきっと罰が当たるのです。

そして絶対に自分だけはそんな人間にならないように、生きるのです。
憎しみからはやっぱり何も生まれません

憎しみから生まれた戦で
結局負けた。

でも言いたいことは言えたようです。
ただ、伝わらなかった。

ああ!それでもまだしばらくは憎い。

ミシェル

まだしばらくは、はらのわたが、煮えくりかえる。

有意義な一ヶ月

ひょんなことから職を失い、タイ料理屋でのバイトのみになったので、思いがけず自由な時間を手にした僕は、今までずうっと放置していたこのjamira.orgの更新にふみきった。

職を失い、収入もがくんと減ったけれど、大丈夫。もう貯金は割りと充分。ミシェルの顔もみなくて済むので、充実した毎日が訪れた。

シェアメイトと遊びにでかけたり、映画やドラマの上映会をしたり、夜な夜なポテチもしくはアイスおごりを賭けて大富豪をしたり、疲れた体を癒し癒されるべくマッサージ大会を開催したり。

自転車で海までこいではインド洋にどでかく沈む夕陽を眺め、この先にアフリカがあるんだ
と妙に昂ぶったりもした。

そして五月。半年近く滞在したここブルームを離れるときがきた。
シェアメイトに見送られ、久しぶりの飛行機に乗り込む。
上空から見下ろすブルームの町。

あんなに汚い女ミシェルがいるなんて思えないほど
青に広がる海や小さな町が一望できた。

さようなら。

パースに舞い戻り、そこで旅の最終準備をすませるべく
両替やトラベラーズチェックを作ったりしつつ
ジンジンで出会った友達と再会し日帰りジンジンツアーを敢行
豚小屋のフィリピン人の友達の家へお邪魔しご馳走になったりなどして

ダーウィンからブルームの間しばらく共に過ごしていたショータと
合流、とりあえずの目的地が少しの間同じなので
一緒に出国。

出国。色々あった。観光は殆ど、いや一切していない。
英語力も割りと伸びた、気がする。

色々あったが、やはり楽しかった豪州。さようなら。
次はいつくるのだろうか。来るのかな。


本当にとびとびで、さらに転載記事なため脈絡がなかったりもして
わけがわからないものですみません。
でも旅じゃなくて出稼ぎ期間だったから、という言い訳で全てよしとさせていただきます。


エジプト日記

オーストラリア(2008年3月20日〜2009年5月6日)